HOME » ふくしまと八重 八重が学んだ「精神」 » 両堂不動尊
会津若松市湊町には経沢(へざわ)という集落があります。このには、聖徳太子の息子だといわれている山背大兄皇子の落人伝説があり、皇子が建てた太子堂があったそうです。この他にも、会津には太子堂と呼ばれる社が多数あり、聖徳太子を「太子様」として信仰している地域もあります。 両堂不動尊は、太子堂と不動堂と2つのお堂があったため、古くからそう呼ばれており、北会津町両堂の地名もこの二つの堂に由来しています。 境内には不動尊を祀った不動堂と聖徳太子を祀った太子堂があります。不動堂は、病気、争い、起訴などの難事や商売繁盛にご利益があり、太子堂は、目の病気に霊験あらたかといわれています。毎年9月3日の例大祭には、夜店が並び賑わいを見せており、かつては、お籠り堂で願かけ籠りをしたり、玄如節のかけ合いなどをしたといいます。 目の病気をわずらっていた八重の兄・覚馬。彼のことを思い、八重も足を運んでいたかもしれません。
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