八重が生まれた「時代」。新島八重が過ごした幕末〜明治の面影を今に伝える、様々な名跡が福島には残っています。

HOME » ふくしまと八重 八重が生まれた「時代」 » 杉沢の大杉

杉沢の大杉(二本松)

江戸時代より昔から、二本松の歴史を見守る、日本最大の巨大杉

杉沢の大杉の写真

周囲には、コスモスやひまわりなど、季節の花で覆われています。

ひときわ目立つ巨木「杉沢の大杉」。近づいて見ると、ますますその存在の大きさが際立ちます。しっかり地に張る太い根、天高く伸び合う枝は、見る人を圧倒するでしょう。高さは約45m、幹の太さは10mを超える巨大な一本杉です。あの樹齢1,000年以上の屋久杉より大きいともいわれ、これだけの巨木で樹勢が旺盛なスギは全国でもあまり例がありません。

真っ白な雪、真っ青な空の中にある大杉は、時間が過ぎるのを忘れる空気感を醸し出しています。

江戸時代、二本松藩主丹羽光重公がこの大杉の見事さに感動し、この地を杉沢と呼ぶようになったと伝えられています。昭和18年に国の天然記念物に指定され、長い間この地域に根付いていきました。樹齢は約600年とも千年ともいわれ、八重の過ごした幕末の時代も見守ってきました。地域の宝として人々に守られてきたからこそ、今の大杉があるのです。

杉沢の大杉

お問い合わせ:二本松観光協会

TEL:0243-55-5122

福島県観光交流局観光交流課
TEL.024-521-7398/FAX.024-521-7888