八重が生まれた「時代」。新島八重が過ごした幕末〜明治の面影を今に伝える、様々な名跡が福島には残っています。

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大内宿(下郷町)

集落全体に今もなお残る 江戸時代の宿場町の面影

山から望む大内宿

江戸時代、会津若松と日光・今市(ともに栃木県)を結んだ下野街道の宿駅のひとつで、栄えた宿場町。参勤交代の大名行列や旅人、江戸廻米の輸送など、多くの人・物資が行きかい賑わいました。下野街道は、当時会津藩と友好関係にあった米沢藩(山形県)や新発田藩(新潟県)の人々も利用するなど、重要な路線のひとつでした。

旧街道沿いには、約40軒もの茅葺き屋根の家々が整然と軒を連ね、今もなお当時の面影を残しています。主屋の多くが建設されたのは、江戸時代後期から明治にかけて。八重の生まれた時代とほぼ同時期といえます。昭和56(1981)年には、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。

大内宿

お問い合わせ:大内宿観光協会

〒969-5207 福島県南会津郡下郷町大字大内字山本
TEL:0241-68-3611

福島県観光交流局観光交流課
TEL.024-521-7398/FAX.024-521-7888