八重が生まれた「時代」。新島八重が過ごした幕末〜明治の面影を今に伝える、様々な名跡が福島には残っています。

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二本松の提灯祭り(二本松)

数千の提灯に祭囃子が鳴り響く

二本松の提灯祭り

すべての山車が出揃い、街を赤赤と照らします。

日本三大提灯祭りに数えられる二本松神社の例大祭。寛永20(1643)年、丹羽光重公が「よい政治を行うためには、領民にまず敬神の意を高揚させること」と考え二本松神社をまつり、領民なら誰でも自由に参拝できるようにしたのが始まりといわれています。毎年10月4・5・6日の3日間おこなわれ、鈴なりに300余りもの提灯をつけた太鼓台が、市内を練り歩く様は圧巻です。祭りとその祭礼囃子が、福島県重要無形民俗文化財に指定されています。

二本松の提灯祭り

祭りを待ち望んだ若連と観客が、威勢よく練り歩く。

見どころは、7町の太鼓台が全て揃う4日の宵祭り。夜空を赤く照らす数千もの提灯が参加する人々を熱くし、お囃子とかけ声がさらに祭りを盛り上げます。最終日も名残り惜しさから、なかなかお囃子が鳴り止みません。

なお、提灯祭りは県内各地にいくつかあり、八重が育った会津では、「会津まつり」のスタートを告げる「提灯行列」が行われています。県内各地の提灯の明かりが、それぞれの未来を照らしてくれることでしょう。

二本松の提灯祭り

お問い合わせ:二本松観光協会

TEL:0243-55-5122

福島県観光交流局観光交流課
TEL.024-521-7398/FAX.024-521-7888