八重が刻んだ「足跡」。新島八重や会津藩を激動の渦に巻き込んだ戊辰戦争。その戦争について紹介します。

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会津新選組記念館(会津若松市)

「八重の桜」放送決定記念「山本(新島)八重と鉄砲展」が開催中

会津新選組記念館

新選組と新島襄・八重夫妻ゆかりの会津若松市七日町にあり、明治22(1889)年建築の蔵を利用しています。1階は会津漆器、会津本郷焼などの本格骨董からカジュアルなアンティークまで幅広く取り扱う「骨董むかしや」、2階は幕末から戊辰戦争に使用された貴重な資料を集めた新選組記念館となっております。 館内には館長が火縄銃による砲術を披露する現代の「会津藩鉄砲隊」を創設以来25年間にわたって収集した、貴重な古式銃をはじめ会津藩、新選組、旧幕府軍、奥羽越列藩同盟軍から、新政府軍等の資料等が展示されております。

来年のNHK大河ドラマ「八重の桜」の放送を記念した「山本(新島)八重と鉄砲展」が開催されており、八重が籠城戦で使用したスペンサー七連発騎兵銃(同型)や、隣家の白虎隊士・伊東悌次郎に操銃法を指導したゲベール銃(同型)が会津で唯一展示され、八重が晩年に画いた「竹の子の絵と和歌」も今回展示されております。

他にも新選組や長州藩士とも交流があった、会津藩士秋月悌次郎(胤永)の実家である丸山家に近年まで保存されていた多数の秋月悌次郎関係資料の中から、珍しいものでは鶴ヶ城籠城戦中に八重も食べていた非常食の干飯も展示されております。

戊辰戦争時には新選組副長・土方歳三が宿泊し、明治15年には新島襄・八重夫妻が宿泊した清水屋旅館跡や、会津新選組隊長・斎藤一(藤田五郎)の墓がある阿弥陀寺などが近くにあり、全国から多くの新選組ファンが訪れています。

会津新選組記念館

所在地

〒965-0044 福島県会津若松市七日町6-7
TEL: 0242-22-3049

福島県観光交流局観光交流課
TEL.024-521-7398/FAX.024-521-7888